今回は基本情報技術者のCBT方式について実際に受けてみた感想を話していきます。今回(5~6月)が基本情報技術者では始めてのCBT方式となりました。CBTでは難易度が上がったのかだとか、そもそもどういう方式なのか気になる方が多いと思うので詳しく解説していきます。
以下私がオススメする基本情報技術者対策のテキストです。
CBT方式とは
では実際に基本情報技術者でのCBT方式とはどのようなものかを説明していきます。CBT方式とはComputer Based Testingと呼ばれコンピュータで行う試験のことです。わかりやすく言えば、パソコンを使って試験を受けるという感じです。CBT方式になってからは採点結果がすぐに出るようになったので受験生側からしたら早く結果が知れていいのではないかと思います。
CBTではペンと紙を貸してもらえるのでメモもできます。またパソコンでカチカチ選択をしていくだけなので楽です。
CBT方式の難易度
CBT方式の難易度的には前回までの試験方式とあまり変わらないです。安定的に過去問からの出題もありました。ただ見たことのないすごくハイレベルな問題も数問出たのでそこは適当に回答して時間をかけないようにしました。基本的には過去問を勉強して午後対策に深く知識をつけるだけで大丈夫だと思います。
CBT方式になったからといって難易度が下がるわけではないのでしっかり対策することをオススメします。
CBT方式で注意すべき点
CBTでは注意すべき点があります。
- 操作方法や選択方法を確認する
- 問題に書き込みができない
- 午後問題の選択を忘れないようにする
以上の3つが気をつけることです。
操作方法はあらかじめ確認しておきましょう。難しいものではないですが、クリックして選択していたつもりができていなかったりする可能性があるので気をつけないといけないです。また、午後問題では回答しているところがズレていたりのミスが起こる可能性があるので気をつけてください。
問題が紙ではないので書き込みができないです。メモ用紙はありますが、もし問題を写している時に間違えてしまうと時間が無駄になってしまうので気をつけないといけないです。問題にマーカーは引けるのでどんどん活用しましょう。
午後問題は選択するところがあるのですが、ここで選択をしないと0点になってしまいます。どれだけ完璧に回答しても選択をしていないと0点なので気をつけてください。
CBT方式のメリット、デメリット
まずはメリットからです。
- マウスでポチポチ回答できるので時間に余裕ができる
- すぐに結果を知ることができる
- 問題にマーカーを引けるので分かりやすい
- 日程の調整がしやすい
- 午前と午後を別日程で受験することができる
以上がメリットになります。
4番目の日程調整がしやすいですが、CBTになる前は「この日!」という日付が決まっていましたがCBTでは期間内であれば定員数が超えない限り自分の都合の合う日を選ぶことができます。
次はデメリットです。
- マウス操作に慣れない方は苦戦する
- 問題用紙に書き込みできない
- 回答ズレや間違えて違う回答を選択してしまう可能性がある
上の章で話したことと被る部分があるとは思いますが、メリットの方が大きいように思えます。人にもよるかもしれませんが私的にはデメリットの部分は自分が注意さえしていれば防げると思いますし、メリットは受験生にとってかなり良いものだと思います。
まとめ
・CBT方式のルールを事前に確認しておく
・CBTによりメリットの部分が増えた
私的にはCBT方式のおかげで午前を受験した後に午後の対策を取れたので非常に助かりました。別日に受験できるのは相当大きです。従来の試験方式よりもメリットがかなり増えたので受験する価値はあると思います。
ぜひ基本情報取得目指して頑張ってください!