プログラマーです。雑記系、プログラミング系、投資系の記事を書いています!

リブラ(ディエム)の多くの課題を解説!実現にはもう少し時間がかかる可能性あり

 

今回はリブラの課題についてまとめました。

リブラは2020年頃には施行される予定でしたが、

様々な課題があり実現できませんでした。

 

ではどのような課題があったのかをまとめていきます。

 

本記事は

リブラの正体 GAFAは通貨を支配するのか?

という書籍を参考に書いています。


 

大手カード会社の撤退

 

リブラにはVISAやMASTERなどの

大手カード会社や、

決済サービス大手のペイパルが協力関係となって

リブラプロジェクトを進めようとする動きがありました。

 

しかし規制当局の反応により参加を見送ったのです。

 

発足当初は協力関係にあったが…

 

当初は協力関係にあったのですが、各国が

リブラにはあらゆる問題があったため

認めない方向で話し合いが進んでいたため

参加を見送ったのです。

 

VISAやMASTER、ペイパルなどの大手が

リブラプロジェクトに参加することとなっていた

当時は世界がこのリブラに注目していましたが、

 

現在ではいつ実現するかわからない状況と

なったので皆の関心が薄れてきました。

 

本人確認の壁

 

リブラは銀行口座を持っていない人でも使えるように

するため、本人確認なしでも利用できるように

していきたい。

 

しかし、決済サービスとなれば本人確認なしではなかなか

厳しいと言われている。

 

例えば簡単な本人確認でリブラを利用したいが

なかなか厳しいです。

 

なぜなら暗号資産の口座を作る必要があるからです。

銀行口座でもそうですが口座を作る場合は厳重な本人確認が

必要になります。

 

ここで、なぜリブラ側は厳重な本人確認を回避したいのかと

いうと、全世界で多くのユーザーを獲得したいからです。

現状本人確認が難しくて銀行口座を作れない人が

世界にはたくさんいます。

 

そういう人々にもリブラが利用できるように

するために厳重な本人確認は避けたいのです。

 

国の規制

 

各国リブラに対してはかなり慎重になっています。

暗号資産みたいに決済としてはあまり機能しない

ものでしたら、そこまで深くは考えないでしょう!

 

しかしリブラは決済機能として利用される予定なので

慎重に議論しないとトラブルが絶えなくなっていまします。

 

各国が考える懸念点

 

・各国が考える主な懸念点

・マネロン・テロ資金供与

・個人情報の不正流出

・独占

・金融システムへの影響

・国際的な監督

・法的根拠

 

*マネロン(マネーロンダリング)・・・資金洗浄と言われ

不正に入手したお金がバレないように、様々な口座に送金

したりしてお金をきれいにすること。

 

これだけの問題があるためリブラは実現が遅れる

だけではなく、当初予定されていた利便性も

失われるかもしれません。

 

金融規制

 

リブラでは様々な金融サービスが利用できるように

なっています。

 

金融サービスとなると様々な問題に打ち当たる

可能性があります。

 

送金機能の問題

 

日本の銀行法では100万円までなら

銀行でなくても送金ができるという決まりがあります。

 

ではもしリブラに送金機能があったらどうでしょうか。

 

リブラで企業同士やりとりして、

100万円におさまらない場合はリブラが使えないです。

 

このような問題が起きてくるとリブラでなくても

いいような気になってくると思います。

 

まとめ

 

本記事のまとめ

・VISA、MASTER、ペイパルのリブラ規制による撤退

・緩い本人確認でリブラを利用できるようにしたいが
決済サービスとなると厳しいかもしれない

・問題が多いため各国もリブラには警戒している

・金融サービスを利用できるが法律の壁が立ち塞がる

・当初予定されていた利便性が失われるかもしれない

 

リブラの課題は山積みだが、

これらの問題さえクリアしてしまえば

世界はもっと活性化していくでしょう!

 

これからのリブラの同行に期待です。

 

最新情報をチェックしよう!
0 0 votes
Article Rating
Subscribe
Notify of
guest
0 Comments
Inline Feedbacks
View all comments